群馬で脱走した「エミュー」について、ニュースに寄せてご紹介します
2015年11月25日(水)、群馬県高崎市で脱走し、無事捕獲された「エミュー」という鳥についてご紹介したいと思います。
エミューは、世界で2番目、ダチョウの次に大きい走鳥(飛べない鳥)です。体長は1.6m~2m、体重は40kg~60kg程で、オーストラリアに生息します。
鋭く大きな爪をもち、硬そうな羽が広がり、鳴き声も「ボエ、ボエ」「ヴォー」と低いため、近づかれると迫力がありますが、性格は温和で人に慣れやすく、日本の動物園でも飼育されています。
(とはいえ、野に放たれたエミューに出会ってしまったら、キック力がありますので、近づかない方が身のためであると思われます。)
年末の大脱走劇、大捕り物を繰り広げたエミュー。
無事保護されて住民の方にケガもなく良かったですね。
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エミューは、深いエメラルドグリーンという珍しい色の卵を産みます。
抱卵中は、約2ヶ月間も飲まず食わずで生き延びるために、食料の多い時期に栄養バランス良く豊潤な皮下脂肪をしっかり蓄えます。
この豊潤な皮下脂肪(エミューオイル)は、古来から、オーストラリアの原住民族アボリジニによって肌に塗る万能オイルとして利用されてきました。
人の皮脂に極めて近いエミューオイル、詳しくはこちらでご紹介しています。